マジカルくりえいと
アニメ、漫画、ゲーム、小説、映画、音楽等。 コメディー小説を中心とするサブカルチャーアートです。
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2011/01/30 03:36
マサシのチョコレート15
そして帰り道に二十歳くらいの女の子とぶつかりそうになり、ぶつかって転げた。そして、相手の女の子は、
「痛い!」
と言って、
「痛くないもん!」
と言った。
あけみは、
「ごめんなさい!」
と言って、
「悪くないもん!」
と言ったのである。そして、二人は立ち上がって、ちゃんとお互いに、
「ごめんなさい!大丈夫ですか?」
と尋ねた。
「ほんとごめんなさい!急いでいたもので~!」
「私こそ考え事していたから…。」
あけみがそう言って謝ると、相手の女の子は、
「あの、ところで、ここらへんにマサシのチョコレートって店知りません?」
「知っているわ。そこの角を曲がったところよ…。」
「へぇ~!私何度もここらへん探したんですけど見つからなくて!」
「ふふ、そう言えば、看板も何もなかったもんね。でも、今はちゃんと、取り付けたみたいだからすぐにわかると思うわよ。なんなら一緒に行く?」
「ありがとうございます!とても助かります。でもわざわざ付き合っていただいていいんですか?」
「いいのよ。私も買いに行きたかったんだから、でも今準備中だったのよね。」
あけみは少し嬉しくなった。道案内としてなら違和感なく店に行くことが出来るし、何よりマサシの店を探してまでお客さんが来てくれるのが嬉しかったのである。
そして、二人はマサシの店に向かった。
「マサシ~!お店の場所がわからないって探してくれていたお客さん連れて来たよ~外にも何人かまだならんで待っていてくれているわ!」
あけみおが店の扉を開けて中に入り、大声でそう言うと、奥からマサシが顔を出した。
「あ、あけみか!?久し振りやなぁ!ちょっと待っといてな!今少し出来たチョコレートを並べるところやねん!あ、あと、出来たら少し手伝ってくれへんか?」
あけみはそれを聞いて嬉しくなった。
「手伝っていいの!?」
「…嫌か?」
「ううん!じゃあ、私カウンターの中に入るね!」
そう言ってあけみは準備中の札を取って来て、カウンターに入ると、段取りよくお客さんをさばいていった。そして、さっき連れてきた女の子の順番になって、あけみは元気よく、
「お待たせしました!今日はどんなチョコレートをお選びですか!?」
と尋ねると、さっきの女の子は、
「…あの、私実は面接を受けたいんですけど…。」
「面接!?…ちょ、ちょっと待っていてね。今責任者に聞いて来るから…」
あけみは、面接を受けにきたと聞いて少し辛くなった。もしかしたら忙しいことを理由に、前のように自分がここで働けるんじゃないかと、少し期待していたからだ。けれど、従業員が足りてしまったら、それも出来なくなる。
けれど、そんな自分勝手な理由で帰すわけにはいかなかった。
「ま、マサシ~!面接受けたいって子が」
「じゃああけみが面接してや。」
相変わらずマサシは適当でいい加減に応える。仕方なしにあけみはとりあえずその女の子をレストラン側で、待ってもらい、あとで、面接をすることにする。とりあえず今はお客さん優先である。けれど、隣のレストランから来た店長がやってきて、仕事の話がしたいから時間を取れないかと言われてしまう。
幸いとりあえずお客さんをさばいたあとだったので、少しならと、話を聞くことにした。
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