マジカルくりえいと
アニメ、漫画、ゲーム、小説、映画、音楽等。 コメディー小説を中心とするサブカルチャーアートです。
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2011/01/30 03:36
マサシのチョコレート16
「お忙しいところすみません。私は近くのレストランで店長をしているアルバイトなんですけれども…実は、秋の新メニューにカカオの料理と甘くて疲れの吹っ飛ぶデザートのチョコレートアイスクリームをこちらで仕入れたいと思うんですが…。」
どうやら大きい仕事の話で、長くなりそうである。けれどもすぐに忙しいからまたと帰すわけにもいかないので、出来るだけ早く済ませようとした。けれど、すぐにお客さんが何人か入ってきててんやわんやになってくる。どうやら、下校帰りの買い食いをしにきた北町所学校の先生達だった。そして、それをつけてきたのか、すぐに小学生達が入って来て、
「あ~!先生買い食いしてる!」
「き、君達はうちの生徒の!す、すまない!他の生徒達には内緒にしてくれ!かわりに何かチョコレート買ってあげるから!」
先生達が苦し紛れにそういうと、子供達ははしゃいで喜んで、
「仕方ないなぁ、今日は特別に物で釣られてやるかぁ!」
と言った。そしてまたしてもお客さんが入ってきた。買い物帰りの奥さん達である。あけみは、突然増えたお客さんに驚いて、
「マサシ!ちょっと出てきてよ!お客さんがいっぱいよ!」
「ごめん!今手が離せへんねん!朝からそんな感じで、絶えずお客さんが来てて、チョコ作らな間に合わへんねん!」
すると、面接を受けに来た子が、私手伝います!」
と言って、カウンターに入ってきた。お客さんがいる手前、怒ることも出来ずにいると、レストランの店長が、
「あの…こちらが例のデザートの写真でして、これの上に似合うチョコレートを…。」
そして、お客さんの方は
「それにしてもチョコレートの種類少なくない?噂に聞いていたほどでもないのね。」
等と、好きなことを言っている。
あけみは、まず早く話を切り上げる為に、店長に、
「では、こちらの写真をお預かりいたしまして、私どもの方でいくつかの案を考えさせて戴きますので、連絡先を伺っても宜しいでしょうか?」
と言ってから、レジカウンターにメモとペンを取りに行こうとすると、面接の子が他のお客さんの相手をしている。
「当店のチョコレートは完全な手作りで、狂チョコ病の心配もいりませんし、種類も数多くあります。ですから大変売れていまして、売り切れの物が数多くありますが、今、腕のいいパティシエが出来立てのチョコレートをお作りしておりますので、まもなく商品の方も増えてまいりますので、どうかご了承ください。」
となかなか立派に接客をしている。すると、マサシが、
「出来たで~!」
とチョコレートを持って出てくる。そして忙しい一日を終えて、21時の閉店の時間になったのである。
「それにしても二人ともよく来てくれたわ、助かった~!ほんま猫の手も借りたかったくらいやもんな!でも実際猫の手を借りても何の役にもたたへんわ!」
と、一人ボケ一人ツッコミをしている。すると、面接を受けに来た子も負けじと、
「別に猫じゃなくても犬とかでもいいですよね!って犬も猫も一緒じゃい!ううん、犬と猫は別物よ!」
と、一人ボケ一人ツッコミ、一人ボケツッコミをしている。あけみは呆れてしまい、呆れている場合じゃないわ!と考えて、
「じゃあ、今から面接を始めます!」
と言った。
「そうだった!私面接に来たんですよ!」
と、今更なことを言う。そして、面接に来た子は履歴書を取り出して書き始めた。するとあけみがそれに驚いて、
「もしかして今から書くつもり!?」
と聞くと、マサシがその言葉に驚いて、
「えっ?履歴書って面接の時に書くもんじゃないの?」
とあけみにたずねる。すると、面接に来た子が、
「先に書いて来る人もいるみたいですけど、私はちゃんと面接の時に書きます!」
と張り切って言う。するとあけみが、
「先に書いてくるものよ!」
と二人に言うと二人は、
「し、知らなかった…。」
と激しく落ち込んだ。
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