マジカルくりえいと
アニメ、漫画、ゲーム、小説、映画、音楽等。 コメディー小説を中心とするサブカルチャーアートです。
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2011/01/30 03:35
マサシのチョコレート20
原駄目愚美は、仕方なく家に帰り、マサシは仕込んでおいたチョコレートをショーケースに並べた。明志もあけみに色々教わりながら一緒になって手伝う。すると、早くも?お客さんがお店に入ってきた。明志は何をどうしたらいいのかわからずに、あけみに話かけた。
「あの…僕はどうしたらいいですか?」
「本当ならお客さんが、どんなチョコレートが食べたいのか聞いて、リクエストに応えられるようなチョコレートを選んであげるんだけど、初めのうちはお客さんに言われたチョコレートをトレーに乗せて、私にわた…こっちまで持ってきて。」
すると、さっそく明志はお客さんに声をかけられた。そして言われたようにトレーに乗せて、あけみに渡す。
「こちらお願いします…神崎さん、さっきなんでわざわざ言い直したんですか?」
「それはね、この店ではやったらいけない5つの決まり事があるのよ。…こちら4品でよろしいですか?また当店では日本では珍しいカカオを使ったごっつ美味しい健康でダイエットにも最適な料理もあちらのレストランでお召し上がることが出来ますがいかがですか?」
あけみはお客さんが会計に来たので、明志の質問を一先ず置いて、カカオ料理を勧めた。
「へぇ、そんな料理があるの?じゃあ、軽く食べて行こうかしら?」
「では、こちらの商品はお帰りのさいまとめてのお会計になりますので、どうぞあちらでおくつろぎくださいませ。」
あけみがそう言って、お客さんを座席へと案内すると、お客さんは案内されるまま、レストランの方へと足を運んだ。
「では、ご注文が決まりましたらこちらのインターホンでお知らせくださいませ。」
あけみはそう言ってまたレジに戻った。
そして、明志に色々と説明をする。
「こんな感じで、あとは、ここのランプが光ったらそのテーブルに行って注文を聞いてきてちょうだいね。すると、調度ブザが鳴って、ランプが点灯した。
明志は言われるままにお盆にお水を乗せて、テーブルまで運び、
「お待たせしました。こちらお冷になります。ご注文どうぞ。」
と言った。
「じゃあこれ、T定食でお願いするわ。」
明志は少し緊張しながら、注文を聞き終えて、またあけみのところへ戻っていった。
「じゃあ伝票をここに挟んで、このTのボタンを押せば厨房にいるマサシが作ってくれるわ。
じゃあ、今から大まかなお店のことを言うね。一応、お店の看板にはチョコレートとカカオ料理の美味しいお店、マサシのチョコレートって出ているの。ここがレストランもしていることも書いてるし、お客さんはそれを知ってて入ってくるんだけど、カカオ料理って聞いてもいまいちピンとこないから、すごく美味しいってことをレジで一言添えるのよ。
また、これも壁に紙を貼って書いているんだけど、チョコレートだけ買うお客さんもいるでしょ?でもチョコレートを買っただけで、レストランでくつろげるなんてしらないお客さんもいるから、教えてあげてほしいのよ。
レストランでは軽いおつまみや飲み物も安く置いてあるから意外と知っている人は愛用してくれているわ。
それから、お水はお客さんが注文するまで出さないこと、やっぱり、帰ろうかなって思ってもお水出されると帰りづらいことってあるでしょ?だから注文を聞いてからね。それと、さっき途中になってしまったんだけど、なんで言い直したかだったわね。それはね!駄洒落になってしまいそうだったからよ!」
「だ、駄洒落が駄目なんですか!?」
「そう、駄洒落を言うと、なんとなく空気がしらけるじゃない。だから、駄洒落を言わないのは、この店の5つの決まりごとの一つなのよ!」
「他の4つってなんなんですか!?」
「2つ目はみんなに内緒で恋愛すること!これは以前恋愛関係のごたごたで会社を辞めた人がいるのよ。」
あけみがそういうと、どこからかグサッ!と音が聞こえてきた。
「な。なんなんですか今の音!?」
「な、なんでもないわよ!ち、ちなみに私じゃないからね!私はごたごたしてないんだから!」
あけみは言い訳をするようにそう言うと、続けて明志に禁止事項を話す。
「三つ目は人に殺されたら駄目なのよ!」
「じゃあ、殺すのはいいんですか!?」
「それは人として当然してはいけないことよ!この店では殺されてもいけないのよ。もしこれを違反した場合は…。」
あけみはググッと顔を近寄せて人差し指を立てて駄目よのポーズをすると、その勢いに押されて、明志は生唾を飲んだ。そして、
「…場合は、どうなるんですか?」
「お香典が出ないのよ!四つ目は~!」
「ちょっと待ってください!なんでお香典がもらえないんですか!?」
けれど、あけみは答えてくれない。
「…4つ目はチョコレートを食べ過ぎて太ること!これはチョコレートを独り占めにしているってことでチョコレートにも他の人にも失礼だからってことよ!」
「さ、最後は?」
「喫煙よ!明志君は煙草吸うの?」
「え?まぁ、一応…。」
「駄目よ煙草は!マサシに見つかったらチョコレートの材料にされちゃうよ!」
「こ、怖いです!」
「ここだけに話、マサシのかかとには触覚みたいなのが付いていて、そこからなんでもチョコに変えてしまうビームが出るのよ!」
あけみがそういうと、突然厨房からマサシの声が聞こえて来た!
「チョコになっちゃえ!!!!」
明志は呆れ果てて、こんな人達に仕事を教わっていたら、二つの意味で、いつか変態にされてしまうと思った。
…もっとしっかりしなくては!明志は自分に言い聞かせた…。
それからと言うもの、明志は愚美ほどではないが、かなり仕事が出来る人材に成長していった。そして、マサシのチョコレートはグングン、ドンドン、バンバン、ジャンジャン、ガンガン、売り上げを伸ばしていったのである。
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