マジカルくりえいと
アニメ、漫画、ゲーム、小説、映画、音楽等。 コメディー小説を中心とするサブカルチャーアートです。
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2011/01/30 03:34
マサシのチョコレート21
そして、木曜日の晩のことだった。その日はマサシの定休日だったので、マサシはワインチョコを食べまくって酔っ払っていた。それを見て驚いたのは愚美と明志だった。あけみはたまの休みにマサシが夏子の酒(尾瀬あきら先生の名作。本格的なお酒の物語。に影響を受け、つい自分も好きなものを作る話を書こうと、マサシのチョコレートを迷作してしまった。)を読んでお酒を口にしたくなることを知っていた。
そう、あの時もそうだったのだ…。マサシが酔っ払ったしまい、店のカウンターの上で寝てしまった時のこである。あけみは呆れて、
「なにそんなところで寝ているのよ!?」
と言うと、
「あれ?なんで僕カウンターに上げられているん?」
と寝ぼけている。仕方無しにあけみはマサシをカウンターから引きずり降ろして、寝室まで運んだのである。そして、布団のところまで辿り着いて、マサシを横にした時に、あけみはマサシに抱きしめられたのだった。
「ちょっとマサシ!」
「好きやねん…。ごめん、少しだけこうしていて。」
あけみはその時顔からマグマが出るほど恥ずかしかったが、マサシを支えてやりたかった。
「そういう台詞は素面の時に言うてよ…。」
「素面じゃ怖くて言えへん…僕、情けないな…。」
そう言ってキスをしようとする。
「ちょっと!情けないままなんて駄目よ!私の気持ちはどうなるのよ?あなたは強くなれる人よ…。」
そう言って、今度はあけみがマサシをギュッと抱きしめた。すると二人のところに睡魔がやってきて、眠たくなる呪文を唱えた。
「ネムネムラリホマブタオチグーグ~!」
そして、睡魔を含め、三人はぐっすり眠ってしまったのである。
…マサシはあの時のように。酔っ払いながら愚美や、明志に話かける。
「ほんま愚美ちゃんや哲明志君が入って来てくれて助かった…。」
すると、愚美がマサシに、
「何言っているんですか!?私はこの店に働くことが出来て感謝しているんですよ!」
明志も何か言わないとと思い、
「ぼ、僕も感謝しているんです!ここって狂チョコ病ないんですよね!僕は一人でも多くの人に安全で美味しいチョコを口にして欲しいです!」
すろと、今度はあけみが何か言わなくてはと思い、話を始めた。知ってのとうり、あけみも狂チョコ病にかかった経験者の一人だ。もしかしたら、いまだにあけみの体の中には狂チョコ病が潜んでいるのかもしれないのだが…。
「二人共ありがとう!私もこのお店にはすごくお世話になったのよ。ね!マサシ!」
そして、マサシも何か言わなくては!とは思わなかったが、
「ありがとう…なぁ~、一緒にこのチョコレート食べへん?これなぁ、昔売っていたピックルってチョコレートやねん。」
と言った。すると、あけみと愚美の二人は、
「懐かしいなぁ~!」
と言った。流石、愚美もピックルの存在を知っているようである。
明志は、なんとなくみんなが共感しあっているので、あわてて、
「な、懐かしいですね!」
と答えた。すると、あけみの携帯電話の着信がウゴ~ンと鳴って、
「あ、お父さんからだ!」
と言って、電話に出ると、電話の向こうであけみの両親の会話が聞こえてきた。
「あなた、晩御飯はまだ?」
「(ウゴ~ン!)母さん、晩御飯ならさっき食べただりょ?」
「そうだったかしら?」
「(ウゴ~ン)もしまだお腹空いているなら、あけみがピックル持って帰ってくれるからそれまで我慢するりょ~。」
「なんで、こっちの状況が筒抜けになっているのよ!」
と、あけみは言った。すると、父、拓也は
「(ウゴ~ン)母さんの所に今、マサシ君から電話がかかってきてるりょ~。」
そういわれて、マサシを見てみると、確かに電話をかけている。
「マサシ!あんた、いつのまに電話かけていたのよ!だいたいお父さんがピックルの話を知るのに時間間隔おかしいわよ!」
するとマサシが、
「なんかあけみのおばちゃんが、あけみに変態でごめんなさいって謝っといてって!」
あけみは溜息をついて、
「もう知らない!」
と言い、電話を切ったのである。
マサシも丁寧に挨拶をすませると、
「わかりました!じゃあ、ピックル2ケースですね!ソルジャー!」
と言って、電話を切ったのである。
すると、部流本・明志があけみに、
「今の駄洒落ですよね!?それじゃあとソルジャーかかっていますよね!?」
あけみは、従業員の禁止事項を言った手前、追い詰められて、
「店長は駄洒落を言ってもいいのよ!」
と言い訳をした。電話のあと、話題はピックルの話になって、昔、マサシがピックルの発売がなくなってしまって、へこんだことや、エレベーターの中であけみを迫った話になったりと、昔の話で盛り上がった。また、明志君って彼女いるの?という、いわゆるベタな質問から、狂チョコ病で死んでしまった森永ロッテの話になった。
すると、マサシは自分のことのように悩んで顔つきになって、こんな話をし始めた。「そうかぁ~そんなことがあったんやな。ほんま狂チョコ病だけは面白い…じゃなくて恐ろしい話やで、何でも今噂になっている狂チョコ患者の収容施設がいくつかあるらしいねんけどな、そこは、狂チョコ病でもとくに危険なことをしてしまう人が集められているらしいねん。んでな、そのうちの一人の患者がボンバーマンしたい!って言うて、施設の部屋すべてに爆弾仕掛けて爆発させて、クリアー出来た~って騒いでいたらしいで。」
そして今度は愚美が、
「私の知っている話は、ある中学生が痒みなんて大嫌い!って言って、手作りでムヒを五本も作ったらしいわよ。」
と話した。マサシはその話に感心したらしく。
「へぇ~!」
と納得して、話をこう続けた。
「でも悪い話じゃなくて良かった!ところで、あけみは狂チョコ病の話で知っている話はないの?」
あけみはマサシにそう話を振られたが、さほど面白い話は知らなかった。例を挙げれば、チョコを食べた子供が突然、歌いたい!と言って走り出したことや、共産党の役員が、お金を貰っているから嘘も付く!と言う旗を持ってビラを配ったとかである。他にもいくつか知ってる話はあったが、あまりパッとしない話しか知らなかった。でも、何か言わないといけない雰囲気だったので、あけみはこんな話をした。
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